転勤族のわが家は、これまで複数回引っ越しをしてきました。
最初のころは「できるだけ安くていい物件を」という基準で探すことが多かったけど、引っ越し経験が増えるにつれて、だんだんと意識するポイントが増えてきました。
この記事では、私が物件を探すときに家賃以外で注目するようになったポイントを紹介しています。
引っ越し費用を抑えたい、固定費を抑えたい、という方は読んでみてくださいね。
節約につながる物件探しのポイント10個
プロパンガスよりも都市ガス、またはオール電化
どちらの物件にも住んだことがありますが、都市ガスって安いです。そしてプロパンガスの高いこと・・・。調べてみると、単価が2倍以上違うみたいですよ。
都市ガスの物件に住めるなら光熱費がぐーんと安くなります!
都市ガスではなくオール電化でもいいかな。とにかくプロパンガスが高いので、これを避けれるのなら避けたいなというところ…
BSなし
BSがない方が受信料は安いです。
例えば、口座振替またはクレジットカード払いの場合、年間これだけの差があります。(12ヶ月前払の場合)
口座振替・クレジットカード払い | 継続振込 | |
地上契約 | 13,990円 | 14,545円 |
衛星契約 | 24,770円 | 25,320円 |
差額 | 10,780円 | 10,775円 |
わが家はBSなしの物件からBSありの物件に引っ越したことで、NHKのおじさんに衛星契約を迫られてしまいました。
参考 引っ越しでNHKに住所変更したのに地域スタッフが来て、衛星契約を迫られたお話。
クレジットカードで12ヶ月前払をしてますが、その差は年間10,780円。もし不要であるならば、BSなしの物件の方が住みだしてからの固定費が抑えられます。
エアコンがついている
エアコンがないと自分で用意しなければなりません。
長期でそこに住むのであればまだいいけれど、わが家のような転勤族で短いスパンで引っ越すことを考えると、購入費に加えて取り付け・取り外しにもその都度お金がかかります。
再び転勤で引っ越すときに新居にはエアコンがついてる場合、設置する場所がない…なんてことになった経験もあるので、なるだけエアコンがついてる物件のほうがいろいろ面倒じゃなくていいかなと思っています。
「エアコンなんて今どきどこでもついてるでしょ!」て思いがちですよね。私はそんな先入観で物件を決めたところ、契約後にエアコンなしだと気づいたことがありましたよ…お気をつけて…
ちなみに、エアコンがついていると退去するときにエアコンクリーニング代がかかることもあり、私の経験上は1台5,000円ほどでした。
エアコンの年式が新しい
最新のエアコンは省エネ性能が高いので電気代も安いです。古い年式だとそのぶん電気代も高いので、住み始めてからの光熱費に影響します。
私が以前住んだ物件のエアコンはだいぶ古くて、お部屋が冷えても省エネモードに全然ならないタイプでした。
最新のエアコンより快適さは劣るし電気代も気になるし、という日々を過ごしたこともあります。
築年数が古くても家賃が安い物件は魅力的ではあるけれど、設備があまりにも古い場合、その分コスパの悪い家かもしれませんよね。
省エネ住宅
複層ガラスが使われているなど、住宅の省エネ性能が高いと光熱費がかかりにくいです。新築の物件なんかは、そういう面がよく考えられている傾向があります。
以前住宅展示場を見に行ったことがあるのですが、最近の技術はすごいですよ。
窓ぎわで夏の日差しが照り付けても全然暑くならなかったり、冬の寒さが家の中に入り込みにくい材質のサッシ(窓枠)になってたり。
家賃が高い新築物件に住むのをやめて、妥協して古くて安い物件を選んでも、光熱費や快適さなど含め総合的に考えると、新しいに住むのと大して変わりないかもしれないな~とも思います。
インターネット代無料
インターネット代が無料の物件だと、そのぶん固定費を減らすことができますよね。
使ったことがないので通信速度が気になるところではありますが、個人的には一度は利用してみたいポイントです。
礼金なし
敷金は退去時に返ってきます。でも、礼金は基本的には返ってきません。
一度だけなら我慢できますが、転勤族で引っ越しスパンの短いわが家は絶対に礼金は払いたくない気持ちで物件探しをしています!
ちなみに過去には、礼金払って入居したにもかかわらず1年で引っ越したこともあり、地味にショックでした…
更新料なし
物件によっては、一定期間ごとに更新料が発生する場合があります。(例えば2年に1度、更新料を払うなど)
これはほんとにないほうがいいと思ってます。いつ転勤になるかわからないので、超気をつけて物件探ししてます。
和室は避ける
畳のある和室は退去時に畳の張り替えをするため、清掃費が高くなります。畳1枚あたり3~4千円?かかるので、なかなかの費用がかさみますよね。
私は6畳の和室のある物件に住んでいたことがありまして、退去のときは27,000円の費用負担がありました。
明細を見ると【1枚4,500円×6畳=27,000円】らしいですね…
どうしても和室が欲しいという場合でなければ、できれば避けたほうが費用は抑えられます。
不動産屋さんに聞いた話では、こういう理由で畳のある物件はあまり人気がないみたいですね。
カード払いができる(クレジットやデビット)
家賃や初期費用がカード払いできるなら、ポイントが付くのでお得ですよね。家賃は高いですし、長い目で見るとめっちゃポイント貯まりそう!
私は家賃がクレジットカード払いできる物件にまだ出会ったことはありませんが、契約時の初期費用はデビットカード払いしたことがあります。
初期費用29万円くらいを楽天デビットカードで払い、2,900ポイントくらい付きましたよ。(楽天デビットカードは還元率1%)
引っ越しで出費の多い時期、こういうときはうまく利用したいですね!
番外編:お祝い金をもらおう
お部屋を借りるにはとにかくお金がかかるので、同じ「借りる」なら少しでも節約したいもの。そんなときは、賃貸情報サイトの「キャッシュバック賃貸」で物件を探すのがオススメです。
このサイトから物件の問い合わせをし契約に至ると、お祝い金がもらえるというありがたい仕組み。
しかも、問い合わせた物件と違う物件を契約しても対象になるんだそうです!すごい!
キャッシュバック賃貸は不動産会社からいただく広告費で運営されてるとのこと。
不動産会社は賃貸情報を無料で掲載でき、契約が成立した際にサイト側に広告費を払うのだそうです。そしてその一部を、私たちに還元(キャッシュバック)してくれるという仕組みですって。
全国に対応してますし、アパマンショップやレオパレスなどの有名企業も掲載しています。
他の情報サイトで物件を探していたとしても、キャッシュバック賃貸から問い合わせれば引っ越し祝い金をもらえるのでお得ですよね。
ただし、お問い合わせはメールで行うことになるので、急な転勤などで急いで物件を探さなければいけない人には向いていないかもしれません。
いい物件がなくなってしまうのではと思うと、私も電話で問い合わせたり直接店舗に出向くなどしてしまいますから・・・
とはいえ転勤で引っ越しが頻繁なので、毎回利用できたらお得だろうな~とは思いますよね。
\ 詳しくは公式サイトをチェック /
キャッシュバック賃貸
後日談
ちなみに。最近物件を契約した私が内覧したおうちを調べてみたら、キャッシュバック賃貸経由の問い合わせで5,000円のお祝い金がもらえるって案内されていました!
お祝い金もらい損ねてしまった…
まとめ
以上、節約につながる物件探しのポイント10個紹介しました。
- プロパンガスよりも都市ガス、またはオール電化
- BSなし
- エアコンがついてる
- エアコンの年式が新しい
- 省エネ住宅
- インターネット代無料
- 礼金なし
- 更新料なし
- 和室は避ける
- カード払いができる(クレジットやデビット)
私の経験から考えるようになったことなので、参考になったものがあったかどうか心配ですが、いかがでしたか?
すべてを満たすのは無理だと思うので、1個や2個でもこれらの視点を加えると、理想の物件に近づけるかもしれませんよ。
ついでに引っ越し祝い金をもらっちゃって、快適な新生活を迎えてくださいね!
退去するときにかかるお金について知りたい方はこちらの記事もどうぞ⇒【退去費用内訳】クリーニング代はいくら?節約する方法はある?
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