となりの家計簿、気になりますよね。収入がいくらで、毎月いくら貯金してて、食費がいくら、日用品はいくら、光熱費、娯楽費、お小遣い・・・
実は私も家計簿見るのは大好きです♡
食費少なーっ!とか、家賃高っ!とか。普段人になかなか聞けない部分だからこそ、自分の家計簿はこれで大丈夫なのか、みんなはどのくらいなのかって気になるんですよね。
主婦雑誌にはよく一般読者さんの家計簿が紹介されてますし、今はブログでも毎月の家計簿を公開している人がたくさんいます。
ところで、家計簿の数字だけ見て追いかけてませんか?
そんなのは参考になりませんよーってお話。
人様の家計簿を見て思いがちなこと
結婚した当初、二人暮らしの食費っていくら位が普通なんだろ?光熱費はどのくらいが平均なんだろ?て気になってたんです。
ネットで検索したり主婦雑誌の家計簿コーナーを見ては、食費やガス代の低さに驚いたりしていました。
で、ここまで下げられるものなのか~なんて勉強になった気でいましたね。
でも、最近になってようやく感じるようになってきたのは、よその家庭の家計簿の数字だけを参考にしてはいけないということです。
家計簿の数字が参考にならない理由
環境が全然違う
まずね、環境が全然違いますよね。
環境ってのは年収とかそういう話じゃなくて。参考にする以上は同じ家族人数で同じ収入で、というようになるだけ自分と似ている世帯を見ているはず。
それでも環境って違うと思うんです。
北の方に住んでれば冬の暖房代は上がるし、親戚などからお米やお野菜の援助があれば食費はすごく安くなります。
毎日通勤で車を使えばガソリン代はかかりますし、コンタクトレンズを使っていれば医療費も上がりますよね。
旦那さんのお弁当を作っているかどうか、作ってなければその費用を食費に入れてるかお小遣いからなのかなどで、結果は全然違います。
どんなに自分に寄せて寄せて似た人を探しても、全く同じ条件で!というパターンはそう見つけられるものではありません。
大切にしているものが違う
例えばね。とにかく貯金をしたい!という人であれば、貯蓄にまわす割合は増えるでしょう。
逆に、貯蓄は一定額にして、残りは自由に使いたい人であれば、収入に比べてそこまで貯蓄額は多くないかもしれません。
食にこだわれば食費は増えるし、旅行に行くのが好きなら娯楽費の割合が増える。
それぞれ大切にしているものが違うのです。
家計簿に正解はない!学ぶべきはやりくり術!
じゃあ家計簿見るのは意味ないの?て、そうとも思いません。
私もいまだに雑誌で見ますしね(笑)
ただ、見るべきところは数字だけでなく、数字と一緒にやりくり術や生活スタイルを見るようになりました。
あの家計簿は食費が安いから我が家もそこまで下げないとーっ!なんて思いません。私は料理が苦手なので、少しは外食に頼った方が精神的に楽ですし♡
もちろん、理想的なバランスというものはあります。でも数字だけを追うのではなく、それぞれのお宅がどういう想いで何のために貯金をしてるのか、どういうやりくりをしているのか。
一番参考にしたいのはそこかもな~と、最近は思っています。
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