先日、スーパーでの出来事。
夕方のタイムセールで豚肉(外国産)に半額シールが貼られはじめました。もともとの価格が100gあたり99円だったので、その半額となると100gあたり50円程となります。
めっちゃ安い!激安です!
以前の私なら「安い♪安い♪」と喜んで手に取り、冷凍ストックも兼ねて2~3パックと多めに購入していたと思います。
ですが私は、買いませんでした。一瞬安さに魅かれたものの、買いませんでした。代わりに選んだのは、100gあたり128円の国産の豚肉です。
そんな出来事から思ったことを書きます。
節約主義の私が食と健康について考えるようになった
もともと私は、節約意識の高いタイプの人間です。学生のころから家計簿をつけているし、お買い物をするときは価格比較を必ずします。ドラッグストアが好きで、コンビニにはほぼ行きません。
結婚して自分の裁量で節約できるところといえばまずは「食費」かと思うので、食品を買うときの基準は「コスパの良いもの」になってました。
そんな私は最近、食と健康、安全性について考えるようになり、その過程で「外国産のお肉には成長ホルモン剤が使われている場合もある」という話を知りました。
成長ホルモン剤って何なの?てとこを調べてみると、「成長促進ホルモン剤」とか「肥育ホルモン剤」と言われるもので、動物さんの成長速度を速めるために投与されるのだそうです。
成長速度が早まれば出荷までの期間が短くなるので、飼育コストが節減できるわけですね。安全性が認めらたうえで使われているわけですが、私たちの体にも影響があるのでは?という疑念も持つ人もいます。
食の安全性に敏感な人はこういう部分にも目を向けているということを、恥ずかしながら30代半ばになって私はようやく知りました。
ちなみに、外国産のすべてのお肉に成長ホルモン剤が使われているわけではありません。国によって規制はそれぞれ違って、EUでは禁止されているようですし、「牛さんには使っていいけど豚さんはダメだよ~」と特定の動物に対して許可・禁止している国もあるみたい。
このあたりは私自身詳しくないですし話がズレてしまうので、詳しく知りたい方は調べてみてくださいね。
安さで選ぶか、心で選ぶか
成長ホルモン剤の話を知ってからは、健康面から「とりあえず外国産のお肉を買うのはやめよう」という気持ちになりました。
もっと詳しく調べれば判断基準は増えるのでしょうけど、どこでどう情報を仕入れたらいいのかもわからないので、とりあえず国産を買おうと決めたのです。現時点では、日本では成長ホルモン剤の使用は承認されていないようでしたからね。
ここ半年ほどは国産のお肉しか買っていないわけですが、正直そこまで価格の差はありません。ほんの僅か、国産の方が高い場合があるくらい。なので割とすんなり実践できていました。
そんな日々のなか現れたのが、今回の外国産の半額のお肉です。100gあたり50円なんて、節約主婦としてはめちゃくちゃ魅かれるんですよね。大量買いしたいくらいに。
でも、高い国産肉の方を選ぶことができたんです。
正直、外食したりお惣菜やお弁当を食べることもあるので、外国産のお肉を食べてることもあるはずです。それに、たまに食べたところで大した影響はないとも思います。
それでも、安さやお得さよりも「国産のお肉がいいな」という自分の心を優先して選ぶことができたという今回の経験を通して、ふと「あ、私、お金の奴隷から解放されたのかも」と思ったのでした。
「お金」と「自分」の位置関係
私は今まで、お金と自分の位置関係が逆だったように思います。お金が上で自分が下。安いから買う、高いから買わない、というようにね。
最終的な判断基準をお金ばかりにしていると、お金に縛られている感覚になり自由じゃない気がするんです。自由じゃないって、人生の窮屈さにつながると思うんですよね。
安いことやお得なものって、今でもやっぱり魅力的です。でもそれが心から欲しいものでないなら、本当は魅力的でもなんでもありません。
安さやお得さって、そういう自分の心の望みを覆い隠してしまうこともあるように思います。自分の心の声を無視して合理的な方を選ぶことばかりしていると、いつしか心の声は聞こえなくなるものです。
人生の中で節約が必要な時期はあるものだとも思うので節約することがどうこうという話ではありませんが、お金と自分との関係性には気を付けていたいですよね。
「お金が上、自分が下」という位置関係にならないように。選択権をお金に渡してしまわないように。自分がお金をツールとして使う側でいたいものです。
コメント