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お金が使えない体質を改善するためにやった3つのこと

お金の話

私は節約や貯金などでお金を貯めることは得意ですが、お金を使うのが苦手です。

自分の手元からお金が離れていくことで嫌な気持ちを感じてしまったり、使うときにも「使いたくない」とか「大丈夫かな?」という心理的ブレーキがかかるのです。

なかなかお金を貯められない人からしたらブレーキがかかるなんて素晴らしい!て思うのかもしれませんが、お金は使ってはじめて意味を持ちます。使わないお金に価値はありません。

つまり、お金が使えない体質って良くないと思うわけです。

この記事では、「もっとお金を使えるようになりたい」「お金と仲良くなりたい」と思った私が、お金が使えるようになるためにやってみた3つのことをご紹介します。

自分としては、これによってだいぶお金に対する心のブロックが外れてきて気持ちよく使えるようになったと思うので、ぜひ参考になさってください。

 

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お金が使えない体質を改善するためにやった3つのこと

お金を使うのに慣れるために外食をしまくった

お金を使うのが苦手な理由の一つに、使ったときに手元からお金が離れていくことへの不快感がありました。減ってしまうことへの怖さのようなものです。

長年貯めることに意識を向けた生活をしていたので、使う(減る)ことへの慣れがなかったのでしょう。知らない世界って怖いじゃないですか。それと同じかと思います。

なので、この「使うこと」に慣れようと思ってとにかくお金を使ってみることにしたのです。お金を手放す体験をたくさんしようというわけです。

私の場合、支出先は主に外食でした。外食と言っても、お出かけをしたときの食事というわけではなく、普段の食事を外で済ますという目的のものです。

多いときは週に2~3回のペースで外食をし、それを3ヶ月程は続けた気がします。

 

メリコ
メリコ

なぜ外食だったのかというと、私は料理をするのが好きではないので、食事を外で済ませることができるのが本当に助かったからです。

 

そうやって使い続けていくことで、「お金は無くなったりしない」「減っても何も変わらないから大丈夫」ということを身をもって実感できたような気がします。

今振り返ると、支出が「浪費」だったということもポイントかもしれません。

頻繁な外食って「浪費」だと思うんです。無駄なもの(必ずしも必要ではないもの)にお金を使う経験を何度も何度も繰り返し、それをやっても怖いことは起こらないことを体感する

それによって、お金が手元から離れていく罪悪感や恐怖心が和らいでいったのではないかと思うのです。

「消費」や「投資」だと必要なところにお金を使っているだけになっちゃうので、もしかすると今までと意識は変りにくかったかもしれません。

 

あえて高いものも選んでみた

外食でのメニューを選ぶとき、私は値段を見て考えることがほとんどでした。

仮に食べたいメニューがあったとしても、それが一番高いものであったとしたら「もっと安くておいしそうなものあるし…」と妥協していたんです。

一方夫はなんの躊躇もなく一番高いメニューを選ぶので、内心モヤモヤしてたこともあります(笑)。そのぶん自分が価格を抑えて全体のバランスをとろうともしたりして。

でもこれって、お金優先で物事を決めている状態なんですよね。自分の気持ちは置き去りです。無意識ですが。

これを「お金より自分の気持ちを優先する」という行動に変えるために、メニューを選ぶときまずは価格を見ないようにしました。そして「食べたい!」と魅かれたものを素直に選ぶ。

特に魅かれるメニューがなくどれもおいしそうと感じたときには、あえて高いメニューを選んでもみました。今までと違う選択をするのです。

価格優先ではなく自分優先の行動をとれると、自分を大切にできている感覚があって心地いいと感じましたね。

おそらく、お金と自分との位置関係が間違っていたのだと思います。今まではお金が自分よりも上にあった。お金が偉くて、自分よりも大事で。これも無意識です。

でも本当は逆。お金はただの道具で、自分や他人を喜ばせるためにあるもの。私の場合、他人を喜ばせるために使うことはできていたけど、自分のためには使えていなかった気がしますね。

高いものを頼んでみてそれができる心地よさ(自分を喜ばせる心地よさ)を感じると、お金に対して肯定的なイメージが増えました。

そして、高いものを頼む生活をしてみても大してお金が減らなかった(今までと変わらない)から大丈夫という体験を積むこともできました。

 

お金と引き換えに何を得たのかを考えた

自分は何に対してお金を払っているのかを考えるようにしました。

外食をするとき「食事」に対してお金を払っているのか、「ご飯を作る手間」にお金を払っているのか、「夫と過ごす楽しいひととき」にお金を払っているのかで全然違います。

例えばレストランで1,000円のパスタを食べたとします。

目的が「食べること」で、お金を払った対象が「料理そのもの(パスタ)」だった場合。もし「このパスタなら自分でも作れたな~」と思ってしまえば「レトルトやお弁当ならもっと安くで食べれたのにな~」と後悔するかもしれません。

でも、疲れきっていて料理をする気力がなかったから外食をし「料理をしてくれる手間」にお金を払っているとするならば、1,000円の価格に納得できるかもしれません。

他にも、旦那さんと過ごす時間や空間にお金を払っているとするならば、1,000円という価格はとっても安いと感じるかもしれません。

人はよく「高い」とか「安い」とか価格をみて評価します。でも、ほんとは高いものなんてないのだそうです。

買ったということは、その値段に納得して自分でお金を払ったということ。その見返りとして何かを得ているということ。その価値は、人によって違います。

自分がどこに価値を感じてお金を払っているのか?お金と引き換えに何を得たのか?をいちいち考えるようにしてみると、一般的な相場に惑わされることが少なくなった気がしますし、そのぶんお金を使いやすくなりました。

 

まとめ

3ヶ月の外食三昧な生活を振り返ると、この期間をしっかり自炊したならば手元にお金はもっと残ったはずです。素敵な家具や欲しかった家電も買えたでしょう。

でも、自分のお金への向き合い方や付き合い方が変わった体験となったので、それが無駄遣いだったとしても、とても意味のある使い方だったかなと思っています。

 

メリコ
メリコ

お金が使えない体質だと、結局は家具や家電も気持ちよく買えなそうだしね。

 

ちなみに、夫は浪費家な方でお金への執着がない人なので、特に何も言われることもなかったです。

とはいえ、最後のほうは「外食ばっかりしてもったいないね~」て言葉がポロッと出て、夫のほうがお金を気にするようになってましたけどね (^^;

 

お金を気持ちよく使えるって素敵なことです。お金を使って幸せになる人が、たくさんたくさん増えたらいいなと思います。

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