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猛暑のなか買い物に出かけたら、専業主婦の境遇を肯定できた話

転勤族の暮らし

私は、転勤族の夫と結婚したことをきっかけに専業主婦になりました。

共働きが主流となっているこの時代に、こういう生き方をしているのは少数派だと思います。

少数派であるがゆえに、周りと比べて自分が劣っているような気がしたり焦燥感を感じたりもし、自分の境遇を受け入れることにとても時間がかかりました。

そんな私が、またひとつ「専業主婦って良いな」と自分の境遇を肯定できた出来事のお話です。

 

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猛暑のなか買い物に出かけたある日の話

「今年の夏は暑いなー!」という記録を毎年更新し続けている気がしますが、今年の夏もやっぱり暑いですね。

私の地元もついに最高気温37度を記録し、昔では考えられなかった世界に驚いています。

 

そんなとある日の日中、食材の買い出しに出かけました。

天気は快晴。気温35度。日差しがジリジリ照り付けて、肌が痛い。アスファルトからの照り返しもあり、四方八方から攻撃されているような、そんな日でした。

車で買い物に出かけたのですが、まず車が熱されてサウナ状態。わが家の駐車場には屋根がないからですね。

座席もハンドルもアツアツの車に乗り込み、窓を開けて換気をしつつ冷房もガンガンにかけて出発。軽自動車なせいか、エアコンの効きが悪く、車内が冷えるのに時間がかかります。

 

じわじわと汗をかきながら、エアコンが効いてきたところでスーパーに到着。

「あーせっかく冷えてきたのに、また車が暑くなっちゃうなー」と思いながら外に出て、避難するように小走りで日陰に入ります。

お店で涼みながら食材を物色し、お野菜やお肉を買い物かごへ入れます。1週間分をまとめ買いしたいので、それなりの量にもなりました。

 

会計を済ませ、重くなった買い物バッグを肩にかけ、また小走りで車へと避難。

すっかり暑くなった車内にお肉や冷凍食品を持って乗り込むことに抵抗がありつつも、エアコンを全開でかけて車内を必死で冷やしながら自宅へと急ぎます。

ハンドソープが切れていたので、途中ドラッグストアに寄りたかったのですが、あまりの暑さに諦めました。

他にも、一旦帰ってクリーニング店に行く予定でしたがそれもやめ、コンビニのATMで入金を済ませる予定もやめました。

だってね、暑いの!めちゃくちゃ暑いんですもん!

荷物持って歩いてるだけで辛い!荷物持ってなくても歩いてるだけで辛い!早くどこかに避難したい!こんな猛暑日に外にいるなんて危険だー!って感じです。

 

そんなこんなで自宅の駐車場に到着。じわっと汗をかくお肉の入った荷物を守るように抱えて、またまた小走りで建物内へ。

そこで見かけたのが、郵便配達のお兄さんです。

炎天下の中にバイクを止め、郵便ポストに郵便物を入れていたのでしょう。私はちょうど、お兄さんがそのバイクに乗り込むところに遭遇しました。

「こんなに暑い中、大変だな…」

だって、バイクってずーっと太陽にさらされてるじゃないですか。エアコンどころか陰もないんですよ。こんな猛暑日に、過酷です。

そんなことを思いながら私は家の鍵を開け、暑い暑いとつぶやきながらエアコンのスイッチをピピっと付けるわけですが。

なんかふと、自分はとっても恵まれているんじゃないかと思ったんです。

たいていの人は、この暑い中でも働いています。郵便配達だけでなく、宅配の方もそうですよね。最近ニュース番組の一コマで引っ越しの現場が密着されていたのを見ましたが、あれも暑くて大変そうでした。

他にも、建設現場の方や農家さんとか。学校の先生なども、エアコンのついてない教室で、しかも人が密集している教室で、1時間大きな声を出して授業するのはしんどそうだなとか。

私は空調設備のない倉庫内で真夏にアルバイトをしたことがありますが、あれもほんとに辛かった。

環境の整った会社内で仕事をしている場合でも、満員電車に乗っての通勤は、この時期は特に体力を奪われるものだと思います。

 

そんなことを想像しながら、私は涼しくなったお部屋で買ってきた食材を冷蔵庫に詰めていました。

そして改めて思ったんです。「私の境遇って、やっぱりめちゃくちゃ恵まれているよなー」て。

 

「あるもの」に目を向ける

「この猛暑の中、あなたは外で働きたいか?」と問われたら、私は「働きたくない」と答えます。「働きたいか?」の問いには「働きたいです」と答えても、「猛暑の中働きたいか?」には「働きたくない」と答えるんです。

これって、夫の転勤があるから強制的に専業主婦をさせられるのではなく、私がそっちを選んでるということですよね。

 

専業主婦になったばかりのころはものすごく焦りがありました。「働くのが普通」て思ってて、その普通から外れたことが嫌でした。

普通から外れた私は、誰の役にも立っていないと思えたり、能力が低いと評価されているような気がしていました。

もちろん「働くこと」=「社会の役に立つこと」で、それは素晴らしいことです。

でもそれが「働いていない」=「社会の役に立っていない」=「自分はダメな存在だ」という意味にはなりません

専業主婦だから怠けてるわけでもないし、楽してるわけでもない。逆に苦労することが良い(苦労している人が素晴らしい)というわけでもないと思います。

どういう立場でもどういう境遇でも、そこに人としての優劣はありません。ただただ「そうだ」というだけであり、単なる事実です。

 

それに、私にも私の大変さはあります。暑い中買い出しに行って献立に頭を悩ませるのだって、同じように大変なんです。

料理を作るのが苦手な私には私なりの苦労があるし、掃除が嫌いな人にはその人なりの苦労があります。

外で働いている人は大変で、専業主婦は違うから大変じゃないと言いたいわけではありません。

 

ただ、暑い中動き回ることをせず涼しい空間で快適に過ごせることは、私にとってはとてもありがたく恵まれている環境です

しかも、自分が選んだという部分が少しでもあると、自分の境遇にも不満がなくなります。

昔ほど専業主婦の自分を卑下することはなくなり受け入れられるようになっていますが、改めて「私って恵まれてるなー」と自分の境遇を肯定できた出来事でした。

 

まとめ

何ごともそうですが、悪い部分ばかり見ていたら不満がたまるのは当然です。そして、専業主婦であるおかげで得られているものもあるはずです。

失ったものばかりに目を向けるのではなく得ているものを数えて、自分の幸福度を上げていきたいなと思います。

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